カラボ色大学®トップ > イベントレポート > WeWork品川「配色ひとつで行動が変わる!色彩初心者のためにビジネスカラーLab in 品川」を開催しました
2025年6月11日
WeWork品川にて、「配色ひとつで行動が変わる!色彩初心者のためにビジネスカラーLab in 品川」を開催し、今回のセミナーには、鉄道会社、航空会社、大手食品メーカー、スポーツ用品メーカーをはじめ、リース業やマーケティング支援、人材・教育関連、さらには建築設計や情報セキュリティの分野など、幅広い業種の企業の皆さまにご参加いただきました。
昨今の日本のビジネス現場では、色・カラーと聞くと「デザイナーやアーティストの専門領域」というイメージを持つ方も多く、日々の業務に落とし込みにくいという心理的ハードルがありました。生産性優位であったこともあり「色彩の重要性」が実感しづらく、時間や予算も他の部分に割かれてしまう状況で、結果として色は「最後に整える見た目の部分」と受け取らてしまい、戦略設計や行動設計の議論に上がりにくい領域でした。
本来、色彩は芸術やデザインの専門家だけのものではありません。
購買・申込・問い合わせを促すといった行動変容の側面に加え、製品やサービスの第一印象を決定づける要素でもあります。また、内容物の特徴を直感的に伝えたり、価格帯やターゲット層を自然に選別させたり、ブランドの持つ世界観や豊かさ・安心感・信頼感を演出する力も備えています。
つまり色彩は、ビジネスのあらゆる場面で成果を左右する実務スキルです。
配色とは「2色以上を組み合わせること」を指しますが、まず1色目を決めなければ始まりません。
資料を作る場合、会社内での共通のテンプレートがあったり、無料のテンプレートをダウンロードして使ったりと、まっさらな状態から作り始める人は少ないかもしれません。ですので、そもそも「色がついている状態」からスタートするわけです。
なんとなく選んだ
はじめの色から抜け出せない。
抜け出せたとしても、
何色に変えればいいのかわからない。
色を変えたけど、
次に組み合わせる色がわからない。
そこで、今回はビジネスパーソンにとって最も身近な色との接点は、プレゼン資料や社内掲示物・チラシが多いかと思います。今回は、それらを作成する際に必ず直面する「色選び」の第一歩として「色彩の基本知識」と「1色目の選び方」をお伝えしました。
カラボ色大学®では「色の裾野を広げる」をテーマに、近隣学校等の生徒さんの受け入れやビジネス向けの講演、イベントへの参加などの取り組みを始めています。講演や当大学とのコラボなど、ご依頼はお問い合わせフォームよりご連絡ください。